本を見て思うこと。–

本を見て思うこと。

ボロボロになった料理本。「結婚してから料理を覚えるために40年以上ずっと使い続けている」と母。
今でも分かりやすくて参考になるんだとか。ここまで使い込んでくれたら本としても本望だろうと。
そして、この本を作るために関わった人たちに伝えたらとても喜ぶんだろうなと思う。

料理本2
この本のタイトルになっている料理研究家の土井勝氏は一部の人の口にしか入らない高級食材は扱わなかったといいます。つまり、よく分からない食材を使った難しい調理方法ではなく、一般の食卓で出されるような食材を使った分かりやすい調理方法を紹介しているということだろう。なるほど、だから私の母は今でも使い続けているんだろうな。

使う頻度が高くて、使い勝手が良くて便利で、長持ちするもの、こういう生活に密着した商品ほど、私たちの生活を豊かにしてくれるんだろうなと思う。
よし! 職人と作家の工芸店ではこういった商品をもっともっと揃えていこう!!