![山只華陶苑](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0638/6404/5740/files/yamatada_visit01.jpg)
10月27日、岐阜県多治見市高田町に工房を構える山只華陶苑を訪問しました。
ちょうど窯詰めのあたりでバタバタしている中での訪問でした。
![山只華陶苑窯詰め](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0638/6404/5740/files/yamatada_visit03.jpg)
山只華陶苑の窯は大きく、窯に入る分を約2週間で成形し、窯詰めして焼成していきます。焼成時間はおよそ27時間にも及び、ゆっくりじっくり焼成することにより、すり目をより硬化なものにしているのだそう。一般的な焼成時間が十数時間とのことなので、一つのすり鉢を作るのに多くの時間を使って山只華陶苑のすり鉢は作られています。
![山只華陶苑成形](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0638/6404/5740/files/yamatada_visit02.jpg)
当店でも取り扱わせていただいているJUJU mortierはこの窯の七代目 加藤智也さんが生み出したすり鉢で約9年の歳月をかけて完成させた「波紋櫛目(はもんくしめ)」のすり目が特徴です。従来のすり鉢と大きく違うところは、擂っている間に食材が上に逃げずらくなり、早く少ない力で擂ることができるところです。また右回しでも左回しでも利き手に関係なく擂ることができます。大変人気があり、すり鉢がずら〜と並んでいました。
![山只華陶苑 水ゴテ](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0638/6404/5740/files/yamatada_visit04.jpg)
実際に作るところを見せていただきました。
多くのすり鉢は写真のように水ゴテという成形方法で作っていきますが、JUJU mortierは、すり鉢としての機能を最大限引き出すため、また食卓にそのまま出せるようにとデザイン要素も強く、形の性質上水ゴテは使えず、加藤智也さんが自ら手作業で成形し、すり目を一つひとつ入れていきます。そのため、JUJU mortierは1日にできる数も限られます。
![鉱山](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0638/6404/5740/files/yamatada_visit05.jpg)
[写真は工房から望む鉱山。すり鉢を作る土として大変優れている]
今回訪問させていただき、より深くお話を伺うことができました。
こだわりにこだわり抜いたすり鉢をこれからも大切に販売していきたいと思います。
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ワラ白 JUJU mortier
鉄クロ JUJU mortier