吉野杉のあたたかみ

吉野杉は室町時代から他の地域の杉とは違いまっすぐに育つように手入れされることで、木目の美しさだけでなく強度を持ち合わせた、日本有数の良材です。吉野杉のお箸は手に持った時にはあたたかみを感じられ、口当たりもとても柔らかいです。

手によくなじみすべりにくい

利休箸といわれるお箸の由縁は、千利休が好んで用いた形だからです。千利休は来客のある日の朝に自ら杉材の箸の両端を細く削り出し、その芳香でもてなしたと伝えられています。真ん中がやや太いことでとても持ちやすく、食材がすべらずつかみやすいので使う人を選ばず、料亭やホテルなどでも広く使われています。

シーンを選ばない

おもてなしやお祝いの席だけでなく日常使いにも、いつでも使いやすいのが吉野杉のお箸です。
長さがちょうどよくすべりにくいので、お子様や手が小さな人でも使いやすく大人数で食事をする際の取り箸としても重宝します。

自然素材ならではの安心

吉野杉のお箸は薬品などを一切使わず熱で滅菌し時間をかけて作られているので、永く使うことのできるひとにも環境にもやさしいお箸です。

享保元年から300年続く中川政七商店は、「日本の工芸を元気にする！」をビジョンに、全国の産地の方とともにブランド作りや製品の開発などの取り組みを行っている。「日本の工芸を元気にする！」とは、日本の工芸各社が経営的に自立し、ものづくりに誇りを取り戻すこと。そして地域が潤い、日本人が誇りを取り戻し世界に工芸大国日本と言うブランドを作るということを目指している。