工房訪問一勝地曲げ そそぎ工房

工房訪問
一勝地曲げ そそぎ工房

11月16日、販売を開始してから大変人気のある熊本県は一勝地に工房を構えるそそぎ工房におじゃましてきました。一勝地曲げと呼ばれる曲げわっぱを作られている曲げ物師 淋正司さんはとても気さくな方で曲げ物について色々と教えてくださいました。

当店では曲げわっぱ弁当箱の丸と四角と楕円の3種類を販売させていただいています。

曲げわっぱ部品

制作途中の曲げ物がズラリ。当店で販売させていただいている一勝地曲げの曲げわっぱ弁当箱は、多くの工程を経て作れらています。

木材

まず、ばん木(大きな丸太)を約1年間自然乾燥させるそうです。


1年乾燥させたら商品に合った厚さに断裁して研磨していきます。

木を曲げて写真のように曲げた状態で固定し、約1週間固定させた状態で自然乾燥させます。
少しづつ曲げ物の姿になっていきます。
そして全て手作業で作られた蓋や底板などを合わせて完成です。

そそぎ曲げわっぱ01

『お客さんが使うところを思い浮かべながら作っているんだよ』
『手仕事いいよー。お客さんに人の温もりが伝わるから』と淋さん。
その言葉に感動し、改めてお取引していただいていることに感謝です。

延々と受け継がれてきた技法とそれを可能にする技術、
そして長年積み重ねてきた感覚があってこその商品だと感じました。
お忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました。

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