工房訪問馬場勝文陶工房

工房訪問
馬場勝文陶工房

2016年11月17日、福岡県久留米市に工房を構える馬場勝文陶工房におじゃましてきました。
行きたい行きたいと思っていた念願の工房訪問です。馬場勝文さんと奥様が丁寧に対応してくださいました。
2年前に移転された工房にはギャラリーも併設されておりとてもおしゃれで、
まだHPにものせてない新作もいくつか展示されていました。

馬場勝文陶工房ギャラリー1
馬場勝文陶工房ギャラリー2
馬場勝文陶工房ギャラリー3

馬場さんの作品は1つの作品が出来上がるのに約20日かかるそうです。窯に入れるタイミングなどもあるので実際はそれ以上です。土練りから始まり、成形し釉薬をかけて窯詰めして焼成していきます。

馬場勝文陶工房-成形

上の写真は当店でもお取り扱いさせていただいている耐熱グラタン皿の型です。作品によっては、型に土を被せて大枠の形を作ってから手作業で仕上げていくそうです。なんとこの型も馬場さんの手作りなのだそう。

馬場勝文陶工房-釉薬

紫色の器は釉薬をかけた後の状態。この器を焼成すると耐熱(黒)の器に変わります。馬場さんは釉薬もオリジナルで作っており、土の種類や作品によっても釉薬の調合は変わり、ひび割れがないか、温度変化によって色の出方が変わらないかなど、何度も何度も試し研究を重ねて今の作品があるのだそう。
馬場さんの言葉の節々に陶芸にかける情熱を感じました。

馬場勝文陶工房-窯

窯です。焼成時間はおよそ15時間にも及びます。

馬場勝文陶工房-景色

工房がある場所には自然が広がり、目の前には大きな公園があり、川が流れ、水車が回っていました。
素晴らしい環境の中で馬場勝文陶工房の作品は作られていました。
貴重なお時間をありがとうございました。ぜひまたおじゃまさせてください。

丁寧に別れの挨拶をしてくれた後、馬場さんは「仕事に戻ります」と言って工房へ戻っていきました。

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馬場勝文陶工房