「一勝地曲げ」もその代表的な物のひとつで、熊本の伝統工芸です。
相良四百年の伝統をもつ”曲げ物”は、相良城主が参勤交代の折、
飛騨高山より職人を招き、球磨人吉地方の豊富な材料を生かし、
城への御用達品として作られ、その後現在まで永々と作り継がれ親しまれてきました。
一勝地曲げは、曲げ物師「松舟 栄」氏より、曲げ物の技法を伝授し、
現在にも適したより良い洗練された曲げ物として広く愛用されています。
この一勝地曲げの弁当箱は、球磨郡球磨村一勝地で工房を構え、
その伝統と技法を唯一継承した曲げ物師 そそぎ工房の淋正司さんによって一つひとつ手作りで作られた曲げわっぱ弁当箱です。
曲げわっぱのお弁当箱は3タイプからお選びいただけます。
[左が長方形、真ん中が四角、右が楕円]
材はヒノキ、スギ。
『一勝地曲げ』は側面の曲げ部分には、耐久性と調湿性に優れたヒノキを、底面とフタには調温性と調湿性に優れたスギを使用しています。そのため、温かいご飯を入れても余分な水分を吸収し、適度な保湿をしてくれるため、冷めてもふっくら美味しくいただけます。芳香を放ち、殺菌効果もある素晴らしい一勝地曲げの弁当箱です。
[ご飯を入れる下段内側は無塗装で白木のままです]
繋ぎ目にも天然木の樹皮を使用。
曲げ物の繋ぎ目は山桜の樹皮で縫うようにして綴じます。
一段でも、二段でも。
特別にお願いをして下段用のフタも作ってもらいましたので、一段弁当としてもお使いただけます。
二段は男性や食べ盛りのお子様に。またおかずとご飯を一緒にしたくない方に。
一段は女性や小さなお子様にオススメです。
左:一段弁当箱、右:二段弁当箱
一段用のフタ付きなので、一段弁当箱としても使えます。
二段弁当箱は食べ終わったら重ねることができますので、持ち運びに便利です。
木のコントラストと木目が美しい。
ヒノキとスギのコントラストと木目がとても美しい一勝地曲げ。
機能性だけでなく、デザインでも多くの人を魅了しています。
底面には、一勝地曲げ そそぎ工房で作られたことを証明する焼印がされています。
一勝地曲げのお手入れは簡単。
食べ終わったら柔らかいスポンジで洗い、布巾で拭いて陰干ししてください。
このとき弁当箱を伏せずに上にして自然気化させると良いです。
この一手間を惜しまなければ、長くお使いいただけます。
工房におじゃましました。[工房訪問:一勝地曲げ そそぎ工房]
品名 | 曲げわっぱ弁当箱(四角) |
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サイズ(約) | W170 × D110 × H115mm(内側 下段:W160 × D100 × H40mm、上段:W150 × D90 × H40mm) |
容量(八分目目安) | 下段:550cc、上段:450cc |
素材 | ヒノキ、スギ、山桜 |
塗装 | ウレタン塗装(ご飯を入れる下段内側は無塗装、白木のままです) |
備考 | 下段用のフタ付き |
● ご使用の前に
・ご使用前に一度水またはぬるま湯ですすぎ、ふきんでよく拭きとり、よく乾かしてからご使用ください。
● ご使用上の注意
・ご使用後は、スポンジで洗って陰干しにし、直射日光には当てないようにしてください。(洗剤で洗っても大丈夫です)
・電子レンジ○(2分以内)、食器乾燥器○(20分以内)
● ご購入の前に必ずご確認ください。
・同じ商品であっても手作りのため、サイズ、色合い、など個体差がございます。それも世の中に二つとない商品の個性としてお楽しみください。
・同じ木であっても一枚一枚その表情が異なるため、木目や色合いをご指定いただくことはできませんので、予めご了承ください。
・一つひとつ手作りのため、作業痕が残る場合がございます。特に下記画像のような場合でも当店では良品として販売しております。(職人さんに確認した上で販売しております) ご交換やご返品を承ることができかねますので、ご納得した上でご購入をお願いいたします。
一勝地曲げ そそぎ工房曲げわっぱ 弁当箱(四角)9,900円(税込)